狂犬病予防接種について
「狂犬病予防接種」
4月から6月は狂犬病予防接種期間です。
日本では狂犬病予防法によって、犬と暮らす人には以下のことが義務付けられています。
⒈現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
⒉飼い犬に年1回の狂犬病予防注射をうけさせること
⒊犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
こうして列挙してみると、そこには優しい言葉は一切無く、
愛犬との楽しい生活とはかけ離れた印象ですね。
「注射は痛そうだし、打ったことで具合悪くなったら嫌だし、
だいいち日本には無い病気だっていうし…。」
そうです。日本は現在狂犬病の発生のない国(清浄国)です。
しかしかつては国内でも流行していましたし、 世界的には清浄国のほうがむしろ少数です。
狂犬病は過去の病気でもなければ、いつ日本で再流行してもおかしくない伝染病です。
愛犬との生活を心置きなく楽しむためにも、狂犬病予防接種は飼い主さんの果たすべき最低限の社会ルールと言えるかもしれませんね。
東京都獣医師会は狂犬病予防接種の大切さをより多くの方に知っていただくための動画をYouTubeにアップロードしました。
是非ご覧ください。